マテル ジュラシック・ワールド ブラキオサウルス [Amazon.co.jp限定]

今日はAmazon限定のマテル ジュラシック・ワールド ブラキオサウルスを紹介します。

注意：この記事は英語で一部不適切な言葉が入った画像が含まれます。

このオモチャは去年レガシーコレクションとしてアメリカではターゲット限定、イギリスやアイルランドでは今回スミストイズではなくカタログ小売業者のアルゴス限定で発売されました。しかし日本では正規販売されず1万円以上で取引されており、高いものでは3万円近くで販売されていたものもありましたがどれも売れていました。みなさんお金があるなぁ〜と思いましたw
しかし今年に入ってマテル・インターナショナルは積極的にジュラシックワールドのオモチャを販売しており、その１つがこのブラキオサウルスです。

マテル・インターナショナルがこのブラキオサウルスを日本で正規販売した時はとても嬉しかったのでこんな気持ちでした。

Amazon限定なのでAmazonの箱で届くと思っていたのですがマテルの箱で届きました！マテルの箱を手にするのは今回が初めてなの良かったです。

箱から開けると商品が入っていますが箱と商品に隙間は殆どなく取り出しにくかったです。


[パッケージ縦]

パッケージは縦と横でデザインが少し異なります。
全長が106cm、高さが71cmとかなり大きいオモチャです。
イラストのブラキオサウルスはオモチャと比べると灰色で顔のデザインも少し違います。

[パッケージ横]

これを見て素晴らしいと思うのは本当のジュラシックシリーズのファンです。なぜなら映画でグラント博士たちが初めて恐竜を目にしたシーンを再現しているからです。
実際のシーン↓

完璧に再現している訳ではないですが良くできています。さすがレガシーコレクションとして発売されただけあります。


それでは箱から中身を出しましょう！

組み立て式になっています。パーツが首と尻尾、体の３つに別れています。

それでは首と尻尾を取り付けましょう！ちなみにパーツは全て一度取り付けると外れないワンタイムアセンブリーです。

取り付けた時の感想は「大きい」この一言です。アメリカ名物の大きなオモチャです！ただ最近はこういう巨大なオモチャはアメリカでも減ってきた気がします。

次にブラキオサウルスについて少し紹介します。
ブラキオサウルスはジュラ紀後期の草食恐竜でアフリカ大陸や北アメリカで生息していました。全長は約25m、高さ約16mとかなり大型です。ギリシャ語で「腕のトカゲ」という意味を持ち前脚が後ろより長く高い場所にある草を食べることが可能だったと考えられています。
ブラキオサウルスの歯は他の草食恐竜のように平な歯ではなくスプーン状の歯を持って今した。そして歯を利用して草を磨り潰さず、丸飲みにして胃の中にある石を使って磨り潰していました。もちろん胃の中にある胃石もブラキオサウルス自身が飲み込んだものです。
鼻の穴が頭の上にあったことから昔は水中で生活をして頭の上の鼻をシュノーケルのようにして呼吸をしたと考えられていましたが研究の結果、横隔膜がなく水圧で肺が押しつぶされるため陸上で生活していたことが明らかになりました。



次にオモチャをみていきます。

色は映画ジュラシックパークに出てきたブラキオサウルスと似た色で全体が茶色です。下顎からお腹部分は緑がかったクリーム色で塗装されています。地味な色ですがこれがジュラシックパークのブラキオサウルスです。ただJP3では黄緑色で頭の部分だけ赤色という派手な色でした。

顔の造形は映画 ジュラシックパークで実際に使ったスタン ウィンストンのアニマトロニクスを元に作られているので劇中に近いデザインです。ジュラシックワールド フォールン キングダムに出てきたブラキオサウルスよりブラキオサウルスらしいデザインです。

画像元
https://fi.pinterest.com/pin/474989091949195314/

画像上の２枚はスタン ウィンストンが製作したブラキオサウルスで下の画像がジュラシックワールド２作目の フォールン キングダムに登場したブラキオサウルスです。顔のデザインが全然違いますし目も黒目ではなくなっています。ですがジュラシックワールドに出てくるブラキオサウルスの１体は93年のパークにいた個体と同じだそうですが全然似ていないですw初めてその情報を得た時はあまりピンと来なかった印象です。

可動は首の上下と回転、前脚は前にだけ動き後脚は360度ではありませんが前後に動かせます。あと口の開閉と尻尾を左右に動かせます。

首を一番下まで動かして水を飲むような格好ができますが凄く変な姿になりますw

首はここまでなら下げてもあまり違和感がないです。個人的に付け根だけでなく首の中に針金を入れて曲げれたらもっと良かったと思います。

首は回転もできますが曲げすぎると少し違和感のある姿になります。

尻尾は左右に少しだけ動きます。

ジュラシックパークのブラキオサウルスといえば前脚を上げて後ろ脚だけで立つシーンが有名ですがこのオモチャでは前脚の膝が曲がらず尻尾が上に上がらないので再現は難しいです。ちなみに実際のブラキオサウルスはあのようなポーズはできなかったそうです。

後ろ足の裏にはジュラシックワールドのロゴとDNAコードがあります。

ジュラシックワールド ファクトでスキャンするとこのようにオモチャとほぼ同じデザインのブラキオサウルスが出てきます。


[大きさ比較]

3.75インチのコブラトルーパーと一緒に撮影。
人間のアクションフィギュアと大きさを合わせているので良いですね。

ティラノサウルス、トリケラトプス、ガリミムスと大きさ比較。人間だけでなく他の恐竜ともサイズが合っているので遊んでいて大きさの違和感がありません。ただトリケラトプスは少し小さく感じますが...
マテルからJPカラーのヴェロキラプトルとディロフォサウルスのオモチャを出して欲しいですね。そうすれば映画１作目に登場した恐竜がマテル製で全て揃います。(パラサウロロフスを除く)
そういえばJPカラーのヴェロキラプトルはサトラー博士、ジョン ハモンドとビジターセンターにあった"When Dinosaurs Ruled The Earth"のバナーが一緒に付いているレガシーコレクションのセットで販売されるそうです。日本で購入できるかは不明ですがAmazon限定でも良いので売って欲しいですね。下にそのセット商品のリンクを貼っておきます。

https://www.collectjurassic.com/061920-2/

以上マテルジュラシック・ワールド ブラキオサウルスの紹介でした。ジュラシックシリーズのブラキオサウルスのオモチャが発売されたのはハズブロのジュラシックパーク3以来だったので嬉しいです。それにJP3のオモチャは今回のように特別大きくなかったので他の恐竜や人間のオモチャと合わせたサイズの物はマテルのオモチャが初めてです。
日本はAmazon限定として発売されたのでこれをきっかけに他のレガシーコレクションもAmazonで販売して欲しいです。

このオモチャは本当にジュラシックシリーズが好きな方や恐竜が好きな人にはお勧めします。なぜならこの大きさというリスクを負ってでも欲しいと思えるほどのジュラシック愛、または恐竜愛が必要だと思うからです。このブログを子供がいる親御さんが読んでいるかは分かりませんがもし自分の子供が恐竜好きなので迫力のあるこのブラキオサウルスを買うつもりであればお子さんがジュラシックパークや恐竜が大好きかよく考えてから購入する方が良いでしょう。最初は喜んでも数ヶ月後には飽きて放ったらかしになって置き場に困るかもしれませんからね。仮に子供が飽きても親が遊ぶもしくは飾るのであれば問題はありませんが。あとは購入する際は置き場所を考えてから買った方が良いかもしれません。そういう私は後先考えずに買いましたw

評価ですが8.5点にします。理由はこの大きさを考えると本当のファンにしかお勧めできないですしもう少し可動箇所があっても良かったかなと思うからです。ですが顔の造形や色は映画に近いのでとても気に入っています。とにかくジュラシックパークの大ファンなら買って後悔はしない商品です。

総合評価
8.5/10


最後に箱を見て気付いたことがあるのでそれだけ紹介します。
映画のシーンを再現したパッケージにはパラサウロロフスが複数います。そのうちの１体をよく見るとフランスのフィギュアメーカー「パポ」のパラサウロロフスを使っていたのです！！

パポ社の恐竜のフィギュアは服のデザインに使われたり色々な場所で見かけますし最近はコピー商品も安値で売られているのを目にします。面白いのがそれらをYouTubeでもコピーとは知らずに紹介している動画もありましたww 恐らくパポというブランドの存在すら知らないと思います。
パポのフィギュアも最初の方に発売されたものがいくつか家にあるので機会があれば紹介したいと思います。ヴェロキラプトルやパキケファロサウルス、ティラノサウルスなど一部の恐竜はジュラシックパークと同じデザインです。それが著作権的に問題があったからかティラノサウルスは途中からデザインを変更しました。

少し話が変わりましたがこれで紹介記事を終えたいと思います。
また次の記事でお会いしましょう。