フロリダでの中古車屋巡り 2/2

今日は前回の続きでフロリダ旅行中行った中古車屋巡りについてです。
PJ's Autoworldというアメリカの旧車を中心に販売しているお店を博物館感覚て巡っていました。
全2店舗ある中古車屋で前回は1店舗目を紹介したので今回は2店舗目で撮影した車について紹介します。
2店舗目は旅行3日目に行きました。


店の前には前からポンティアック グランプリ、フォード サンダーバード、ポンティアック ソルスティスとシボレーコルベット C6の4台がお出迎え。




このグランプリは70年代後半から80年代初めまでのモデルで2000年以降のモデルは時々見かけるのですがこれはかなり珍しいと思います。このカクカクしたデザインが素敵です。



このフォード サンダーバードは1964~1966年まで生産されたモデルです。
茶色のサンダーバードは割と珍しい気がしますが私は上品な色合いなので大好きです。



ポンティアック ソルスティスは2007年の映画「トランスフォーマー」でオートボットのジャズが変形した車なので知っている方も多いかと思います。ただジャズが変形したソルスティスはカスタム仕様で一般的なモデルとは異なります。

一番後ろに停まっていた赤のC6ですが前にいた3台に興奮しすぎて撮影し忘れました...すみません。


それでは店内で撮影した車を紹介します。


シボレー C10 (2代目)
アメリカの映画やドラマなどでよく観ていたC10を見れるなんて素晴らしすぎます。


ポンティアック ファイヤーバード (初代)
イーグルマスク以降のファイヤーバードも良いですが初代も凄くかっこいいです。


1968 オールズモービル 442
442を実際に見たのは初めてでこれもまた興奮しました。



シボレー シェビーII ノヴァ (2代目)
もう1世代後のノヴァは日本でも見たことありますがこれは初めて見ました。
ちなみにノヴァ "Nova"という名前はスペイン語で"No Go"という意味なのでスペイン語圏のメキシコでは売れ行きが悪かったそうですw
確かに名前からして遅いというか発進しない車なんて買おうとは思わないですよね。



1972 シボレー シェベル
70年代のマッスルカーはどれも良いですがこのシェベルのヘッドライトやグリル周りが個人的に大好きです。



1989 バットモービル
マイケル キートン版バットマンの時に使われた1989年のバットモービルです。個人的にバットモービルと聞けばこのモデルが1番最初に思い浮かびます。




ポンティアック ファイヤーバード (4代目)
日本でも中古車が売られていますがこれだけ綺麗な個体は今となっては珍しいのではないでしょうか?



フォード マスタング (初代)
初代マスタングは美しいデザインです。ホイールとタイヤも綺麗で素晴らしい!







フォード マスタング GT コンバーチブル
綺麗な状態だったので正確な値段は忘れましたがこのモデルの割に高かった気がします。ただ先ほども書きましたが純正で綺麗に乗られているので仕方ないと思います。






フォード マスタング コンバーチブル
このFOXマスタングは特別仕様車で色は白、黄と赤しかなかったそうです。






ワンオーナーのポンティアック ファイヤーバード トランザムで走行距離は68,810マイル(約11万キロ)だそうです。





ドラッグレース用のダッジ チャレンジャーでここの店名が書かれています。
紫にファイヤーパターン、チェッカーフラッグが描かれている車体はもちろんかっこいいのですがアメリカ国旗のナンバープレートと"Yup!...It's a HEMI"と書かれているところが個人的に気に入っています。





1954-56 オールズモービル スターファイヤ
これぞ50年代のアメリカ車といったようなデザインが綺麗で良いですね。




フィアット 124
この店では珍しい欧州車の1台。
現在マツダと共同開発したフィアット 124スパイダーの先祖的なモデルの車でもあります。




シボレー コルベットC3
後ろにはブルースブラザーズの置物やポスター、マスタングのデザインをしたビリヤード台の広告、キャデラックが描かれているアメリカ国旗、50年代のアメリカ車が壁に描かれていたりとコルベットを含めアメリカらしさが溢れる場所でした。





フォード サンダーバード
これが最後のサンダーバードになってしまいました...最近発表されたフォード ブロンコのように復活することはあるのでしょうか?
ちなみにサンダーバードの写真にもブルースブラザーズが写っていますがその横には馬に乗ったジョン・ウェインの置物もありました。




1948 マーキュリー  テンプルトン サターン
店の隅に置いていましたがかなり目立っていました。最初見たとき何の車か全然分からなかったのですが帰国後PJ's Autoworldのウェブサイトを見て知りました。
この車は ザ ボブ ホープ スペシャル ロードスターという別名がありコメディアンのボブ・ホープが所有していた車で世界に1台だけのカスタムカーです!
元はロイド・テンプルトンという方が彼の息子のドンとボブと一緒に製作した車でテンプルトンは車名にもなっています。過去に様々なカスタムカーのショーで優勝し後に広告やハリウッド映画で使われるようになりました。
マーキュリーという名前ですがダッジのフロントグリルやポンティアックのフロントバンパー、ハドソンのボンネットなど様々なメーカーのパーツを利用して車体が作られました。もちろんマーキュリーのパーツも使われています。ある意味ハイブリッド車ですw
色々な車のパーツを利用して作られたカスタムカーというのは全く新しいオリジナルの車でカッコいいですね👍
たくさんの車が販売されていますが恐らくこれが一番珍しいです。やはり世界で1台だけですからね。
実は写真を全然撮らなかったのでもっと撮影すれば良かったと少し後悔しております...

詳しい情報は英語ですが下のリンクをご覧下さい。
https://www.pjsautoworld.com/vehicles/277/1948-mercury-templeton-saturn





以上 中古車屋巡りの後編でした、ここにも多くの名車がいて興奮しっぱなしでしたw
それもほとんどが初めて見るものばかり。
どの車も良かったですが限定仕様のFOXマスタングや世界に1台しかないマーキュリー テンプルトン サターンなど日本では見ることができない車を実際に見れて嬉しかったです。
あとPJ's Autoworldを全店舗行って思ったのがほとんどの車が純正で売られているのが素晴らしいと思いました。
将来お金に余裕がある生活が送れるのであればフロリダに移住してここで何か1台買いたいですね。

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