マテル ジュラシック・ワールド ハモンドコレクション パキケファロサウルス
今回はハモンドコレクションのパキケファロサウルスを紹介します。
この商品は残念ながら日本未発売で私は米アマゾンで購入しました。価格は送料込みで3,500円くらいでした。ちなみこのパキケファロサウルはマテル インターナショナルが日本未発売のフィギュア4体(ランダム)を抽選で100名にプレゼントする懸賞でもらえるかもしれない恐竜フィギュアの1つです。私は応募しましたが残念ながら外れました....マテル インターナショナルの取り扱い商品の少なさに関する愚痴をよく言っているからでしょうかね?
パッケージ右上には少し見えにくいですがジュラシックパーク30周年のロゴが印刷されています。
そういえばハモンド コレクションの説明をしてなかったので軽く紹介します。このシリーズは2022年から始まったコレクター向けのフィギュアで特徴として細部の塗装や可動箇所の多さが挙げられます。恐竜だけでなく映画に登場した人物のフィギュアもあります。サイズは3.75インチ向けに作られているので他のマテル ジュラシックワールドのオモチャと一緒に遊ぶこともできます。これは説明しなくても良いでしょうが念のため、ハモンドはジュラシックパークの生みの親ジョン・ハモンドです。ハモンドコレクションのロゴには彼と琥珀がついた杖のシルエットが写っています。
パッケージ左上には登場した2作目のロストワールド・ジュラシックパークのロゴがあり、下の方にはそのワンシーンが映っています。
あとは恐竜の名前と解説が書かれています。当たり前ですが解説文は英語なので訳してみました。
「発音が難しいかもしれない名前のパキケファロサウルスは9インチ(約22cm)の硬い頭蓋骨でインジェンに正面から対抗します。」
カタカナだと難しさは感じませんが英語だとスペルを見ても分かるように複雑そうです。ちなみに英語だと発音は「パキセファロソーラス」という感じです。
パッケージから取り出すとフィギュアはこんな感じで入っており身体と尻尾は別れています。本来は一度付けると外せないようになっているのですがこちらの商品は取り外しが可能という話を海外のYouTubeで耳にしました。しかし自分の物は簡単に外せそうにないので個体差かもしれません。力を入れて壊したくないですし外す必要もないので私はそのままにしておきます。
尻尾を取り付けるとすぐ完成です。このパキケファロサウルスは身体だけでなく口の開閉もできます。これだけ動くパキケファロサウルスのフィギュアは恐らくこれだけでしょう。
頭と首が結構上がりますし下げるのもお手の物。一番下まで下げるとパキケファロサウルス名物の攻撃する姿勢ができます。色も映画に出たものに近いと思いますが緑色の部分はもう少し青みがかった色だった気もします。指の爪が未塗装で尻尾の先も塗装が施されていない点はコレクター向け商品としてどうなのかなと思います。とはいえ全体的によく出来ているので良いフィギュアです。
パキケファロサウルスについて少し解説します。この恐竜は白亜紀後期の北アメリカに生息していた全長約4〜8メートルの植物食恐竜です。ギリシャ語で「分厚い頭のトカゲ」という名前のこの恐竜は20~30cmの分厚い頭蓋骨を持っています。この分厚い頭部をぶつけ合って群の中で順位を決めていたり肉食恐竜にぶつける事で身を守っていたという説がある一方で頭蓋骨に強度はないのでぶつける行為はしなかったという説もあります。
ちなみにロストワールドでは頭を武器としてぶつけていました。頭をぶつける際は背骨と尾を一直線に衝撃を逃す仕組みがあったと考えられています。ただこれはあくまで仮説なので実際はどのように使用していたかは謎に包まれています。
3.75インチフィギュアとの大きさ比較。ロストワールドではもう少し小さい個体も出ていました。あとジュラシックワールドではこれよりも大きい個体が出ていたのでこのパキケファロサウルスは大人と幼体の間にあたる存在だと思います。
やっぱりこうやって遊びたくなりますね。2体いればぶつけ合っている姿を撮影するのも良いでしょうね。
ロストワールドのパキケファロサウルスで印象に残っているシーンはインジェンのハンターがハンヴィースナッガーというアメリカの軍用車のハンヴィーを改造した車両でパキケファロサウルスを捕獲するところですね。パキケファロサウルスが可哀想でありながらスナッガーの活躍がカッコ良かったです。こちらのハンヴィーはレベル社の1/25スケールプラモデルで結構前にホビーショップで購入しました。マテルからこのハンヴィーのオモチャが出て欲しいですが日本では正規販売されない確率が高いのが難点です...
以上マテル ジュラシックワールド ハモンドコレクション パキケファロサウルスの紹介でした。この恐竜のフィギュアはいくつか存在しますが可動箇所が多い物は今のところこれだけと思います。カラーリングも劇中に近くサイズもちょうど良い大きさで遊んでいて楽しいです。ただ爪や尻尾の塗装が完全でないところが少し残念です。あとこれが日本で販売されないのは非常に勿体無いと思います。塗装面は少し残念な点があるとはいえ総合評価10点中10点です。
最後まで読んでいただき有り難うございました!ではまた次の記事で!
コメント
コメントを投稿