マテル ジュラシック・ワールド ジープ ラングラー レスキューネット

今日は2018年に登場した日本未発売のジュラシック・ワールド ジープ ラングラー レスキューネットを紹介します。入手した経緯はオンラインショップでも輸入玩具店でもなく海外に住んでいる友人に依頼して送ってもらいました。ただ頂くだけでは良くないと思いこちらも日本でしか買えない商品をお返しに送りました。





パッケージはこのようになっており付属の網以外はむき出しの状態です。こちらはイギリス生まれで現在はマテルが所有するミニカーブランド「マッチボックス」商品のため自動車の作りが良くできています。商品名にもなっているレスキューネットを車に取り付けて飛ばすことでディモルフォドンを捕獲することができるようになっています。箱の後ろ左下にはジュラシックワールド2作目に登場したインドミナスレックスの骨を採取するのに使われた潜水艦が写っていますが残念ながらこの潜水艦も日本未発売です。2018年に発売されたJWのオモチャはほとんど日本に正規発売されなかったのを覚えています。話が少し離れましたが箱から開けて詳しく見ていきます!!このラングラーは同じ18年にレガシーコレクションとして出た物もありそちらはレスキューネットがないためよりリアリティが増しており汚し塗装もなくウィンチが動くので映画でネドリーが引っ張って木に巻きつけるシーンが再現できます。とはいえロープが長くないので完全再現は難しいそうです。







まずはメインでもあるジープ ラングラーから見ていきます。ジュラシックワールドのため経年劣化と思われるような錆びというか汚れ塗装が全体に施されています。上手に汚し塗装ができておりハズ○ロと違うな〜という印象w 網を飛ばす仕組みがあるためロールバーが凹んでいます。

ジープ ラングラーのオモチャ(ミニカーを除く)が販売されたのは1993年のケナーから出たブッシュデビルトラッカー以来なので発売当時多くのJPファンが喜んだのを覚えています。残念ながら日本では未発売たったので同じ喜びを味わうことが出来ませんでした...ちなみに93年のブッシュデビルトラッカーは日本でも野村トーイから発売されました。ただ諸外国と違って中古品が全然出回っていないのでどれだけ出荷されたのか本当気になります。

車両番号18はジュラシックパークでイスラ ヌブラルに到着してビジターセンターへ行く時に使われた1台でこの車両にはアラン、エリー、イアンの3人が乗車していました。タイヤにはBFグッドリッチの文字が書かれていたりナンバープレートが前後に付いていたり細部までこだわっているのは良いですね!

個人的にラングラーはこのYJモデルが一番好きです。ラングラーのヘッドライトはずっと丸目ですが私は映画の影響でしょうがこの四角いライトの方が好みです。



メーター周りやシフトノブなど内装もよく再現できていますね。今のラングラーと違ってシンプルな内装である意味質素な感じもしますがオフロードを走りような車ですしそれがまたかっこいいと思います。




車内にフィギュアを乗せることができるのですが天井に網を飛ばす黄色いパーツがあるため、運転席はそれに加えてハンドルのせいでアクションフィギュアを乗せるのが難しいです。ただマテル製であれば問題ないと思います。

レスキューネットはしっかりと飛びますが赤色の重りが2つ付いているので遠くまで飛ばないので紛失する心配はなさそうです。



遊ぶ例としてはこんな感じですかね。(注:アクションフィギュアは別売りです)

色々と良い点が多いこのラングラー、1つだけ残念な点がありまして詳しい方ならもうお気づきでしょうが後ろにスペアタイヤが付いていないところです。このラングラーが出たとき多くのファンが残念だと思い、気になった人はタイヤを自作していました。ジュラシックシリーズのオモチャをリペイントしているTed BrothersはYouTubeでスペアタイヤの作り方を紹介しています。






ブラキオサウルスと一緒に撮影して映画のワンシーンを再現することができます。そういえばブラキオサウルスは去年アマゾン限定で発売されましたが今年の5月末に一般販売されましたね。限定品との違いはパッケージでアマゾンで売られたのはレガシーコレクションで今年出たものはジュラシック・ワールドとして出ました。パッケージのロゴが違うだけなので商品自体に大きな差はないと思います。







ラングラーで色々撮影しました。3.75インチのクローンパイロット(ビンテージコレクション)は脚の可動が多いので運転席に乗せやすかったです。パイロットなのでちょうど良いですねwティラノサウルスは今年の春に発売されたバトルダメージ T-REXという商品です。近いうちに記事を書こうと思います。




次はディモルフォドンを見ていきます。この翼竜は映画「ジュラシック・ワールド」でデビューしましたが個人的にジュラシックシリーズのディモルフォドンといえばエレクトロニックアーツが製作したロストワールド ジュラシックパークの横スクロールアクションゲームのバージョンです。こちらのディモルフォドンは映画と違い派手な色でした。

ちなみにこのゲームは難易度がべらぼうに高いので全ステージクリアなんて夢のまた夢って感じですwただ映画が好きな人や古生物が好きな人にとっては遊んでいて楽しいです。あとゲームの音楽を担当したのがマイケル ジアッチーノで彼はジュラシックワールドシリーズの音楽も担当しています。説明書にクレジットがあったので読んでいたら彼の名前を見つけて驚きました。まさかロストワールドのゲームを担当して後にジュラシックシリーズの映画音楽を担当するとは!その音楽もゲームに合っていて迫力があるのでお勧めです。ただし何度も言いますが本当のファンでないと長続きしません。


ロストワールドのゲームに登場するディモルフォドン





それではディモルフォドンという翼竜について軽く説明します。ギリシャ語で「2枚の歯」という意味を持つこの翼竜はジュラ紀前期のイギリスやドイツ、メキシコに生息していました。全長は約1メートルで魚や昆虫などを食べていたと考えられています。名前の由来は長い前歯と短い奥歯の2種類を持っていたからです。

ディモルフォドンの可動は首、顎、翼と両脚(片足ずつでは動かせません)です。こちらは日本でも「ミニアクションフィギュア」海外名"Attack Pack"として18年に発売されました。当時気になってはいたものの店頭でも買う機会を逃したので諦めていたので今こうやって入手できて嬉しいです。翼の裏にアプリ対応のDNAコードはついていますが18年にアタックパックとして発売されたものと共通です。

色は劇中とは異なり灰色がベースです。






翼が広がっているせいか3.75インチと比べると少し大きいような気もします。


このセットは凄く良いと思います。ディモルフォドンはアタックパック(国内ではミニアクションフィギュア)と全く同じで特に不満もなく良いオモチャです。ラングラーに関してはスペアタイヤがなくレアがシーコレクション版のようにウィンチが動かないので少し物足りなさを感じますが3.75インチのフィギュアを乗せて遊べますし転がし走行もスムーズで良いオモチャです。これをマテル インターナショナルが正規販売しなかったのは本当に残念です。

しかし6月26日にレガシーコレクションのデニス・ネドリー ゲッタウェイ パックが日本でも正規販売されました!!!このセットはネドリーが恐竜の胚を盗みイーストドックへ逃げるシーンが再現できる物でネドリーのフィギュア、ディロフォサウルスとソフトトップが付いたラングラーが付属しています。次回このブログで紹介して今回のラングラーと比較したいと考えています。

日本にレガシーコレクションが一般販売されることは大きな一歩だと思いますしマテル インターナショナルには感謝です。ですがイギリスやドイツなどでは6月に発売された同じレガシーコレクションのフォード エクスプローラー、ティムとティラノサウルスのセットが販売されたでこれも日本で正規輸入されればマテル インターナショナルに大感謝です。




以上、マテル ジュラシック・ワールド ジープ ラングラー レスキューネットの紹介でした。ディモルフォドンよりラングラーのことばかり書いてしまいました。写真もラングラーの方が断然多いですしwただこのセットのメインなので仕方ない気もします。

網を置いて飛ばすための黄色いパーツが邪魔だと思う方が多いせいかレガシーコレクションより人気がない印象です。しかし今回紹介したセットのラングラーも汚し塗装が良い出来ですしレスキューネットも遊んでいて楽しいです。それにディモルフォドンも付いているのでお得だと思います。ただ本来ラングラーに付いているスペアタイヤがないので評価はほぼ満点の9.9にしました。ただこれが欲しい!と思っても日本ではなかなか買えないですし海外でも3年前の商品のため新品は入手困難なのは残念です。


総合評価

9.9/10

それでは次の記事で!

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