マテル ジュラシック・ワールド アクションフィギュア ほえる!エドモントサウルス
今日はマテル ジュラシック・ワールド アクションフィギュア ほえる!エドモントサウルスを紹介します。
前回の記事で次はジュラシックワールドのオモチャを紹介しないと言ったな。
実は今回のオモチャは数日前に購入したので早速紹介したいと思い変更しました。
次はスターウォーズのアクションフィギュアについて記事を書くつもりです。
まずパッケージから見ていきます。
[パッケージ表]
2020年から始まったシリーズ(一部商品は2019年の冬に発売)のプライマル アタックが日本でも発売が開始されました。このオモチャはプライマル アタックのサウンド ストライクと呼ばれるクラスで尻尾をパッケージ右下のように動かすと同時に首が動き音が鳴ります。
エドモントサウルスを含むプライマル アタックのオモチャは去年のサンディエゴ コミコンで発表され今年のニューヨーク トイフェアでは実物が展示されました。
正直このシリーズが公式に発表された時は「どうせ日本では売られないだろうなぁ〜」と期待していなかったので売られて有難いです。ただ1店舗に置いてある在庫が相変わらず少ないですが...
[パッケージ後ろ]
プライマル アタックはダイノ ライバルズと違ってコレクターカードは付属していません。
後ろにも大きなイラストで尻尾を回したり上下に動かすと首も同じ方向に動き同時に音が出る仕組みの説明があります。少しの揺れで尻尾や首が動いて音が出るので購入した後持ち歩くと恐竜が鳴きますwあと遊んでいる時もよく音が出ます。
次にエドモントサウルスについて紹介します。
エドモントサウルスは白亜紀後期に北アメリカで生息していた草食恐竜でカナダ アルバータ州エドモントン層群から発掘されたことから「エドモントンのトカゲ」という名前を持ちます。全長は9メートルから大きいもので13メートルとティラノサウルスより大きい個体もいました。アヒルのようなクチバシを持っているためカモノハシ竜と呼ばれる恐竜、英語では"Duck-Billed Dinosaur"と呼ばれる種で正式にはハドロサウルス科と言います。有名なハドロサウルス科の恐竜として後ろ向きに生えたトサカが特徴的なパラサウロロフスが挙げられます。
エドモントサウルスや他のカモノハシ竜は植物をすりつぶして食事をしていた為平たい歯がずらりと生えており、抜けてもサメのように新しい歯が何度も生えたそうです。ミイラや皮膚の化石が発掘されており色まではわかりませんがどのような姿をしていたかはよく分かっています。
エドモントサウルスにはタイプが存在し、アンネクテンスとレガリスがいます。
今までエドモントサウルスはトサカが生えていないカモノハシ竜でしたが2013年にエドモントサウルス レガリスは化石では残らないトサカがあることが判明しました。トサカは骨でできておらず現代のニワトリのようなトサカを持っていて武器や身を守るためでなくディスプレイとして異性を引きつけたりするために使われいていたと考えられています。
エドモントサウルスはジュラシックシリーズの映画で生きている姿は登場していません。
詳しく説明すると1997年に公開されたジュラシックパークの続編「ロストワールド ジュラシックパーク」でローランドとアジェイがティラノサウルスの子供を捕獲する際にティラノサウルスの巣へ行くシーンで親が捕獲したパラサウロロフスを食べている子供のT-REXの後ろにエドモントサウルスの頭蓋骨がありました。
暗くて分かりにくいですが赤色で囲んでいる部分でエドモントサウルスの頭蓋骨が右向きに置いています。ロストワールドは恐らく100回以上観たことあるのですがこの情報は数年前に知りました。
ちなみにセガのロストワールドのアーケードゲームにも登場していましたが色は薄い茶色ベースで体には濃い茶色のストライプがあるデザインで2足歩行でした。
そして2015年のジュラシックワールドが公開された年には現実にあるのかな?と思わせるほどクオリティが高いテーマーパークのウェブサイトが登場し、そこには映画に登場していない物も含むパークにいる生物の情報が掲載されていました。この時のエドモントサウルスは頭の上にあるトサカがありませんでしたが2018年に発売されたゲーム ジュラシックワールド エボリューションでは画像上のデザインにトサカが足されていました。
それではオモチャを詳しくみていきましょう!
顔の造形など全体的なデザインはとても良くできていると思いますしトサカの色や模様が気に入っています。しかし足の指の数が間違っていて違和感があるのです。本当は3本ですがこのオモチャは4本あって気になります。ただ公式の宣材画像は3本だったので何故このような変更が起きたのかはマテルのみぞ知る状況です。
次は可動箇所について説明します。まずサウンド ストライクのギミックにより首と尻尾を円を描くように動かすことができ、頭も上下に動かせ左右に回転もできます。両腕は360度回転と開くことができます。両脚は360度回転はできませんが前後の動きと開くことができます。ちなみにジュラシックシリーズのオモチャで脚が開く可動を導入したのはマテルが初めてだと思います。脚の開閉ができるおかげでオモチャを立たせやすくなります。
裏はこのようになっておりいつも通り足の裏にはDNAコードとジュラシックワールドのロゴがあります。
お腹にある蜂の巣のような穴から音が出て4種類の音がランダムで鳴ります。しかしこの音が肉食恐竜が鳴いているような音ばかりでハドロサウルス類または草食恐竜らしさが無いのです....
足音が2回鳴った後吠える音、足音が3回鳴った後吠える音、長い遠吠え、「グルルゥ」というような鳴き声の4つですが吠える時はもう完全に肉食恐竜なのですw
スピーカーの後ろに電池を入れる場所があり最初はテスト用の電池が入っています。使用する電池はLR44型ボタン電池(3個)です。ジュラシックシリーズの音が出るオモチャは昔からボタン電池を使う印象があります。全てではないですが殆どがボタン電池を使用します。
[サイズ比較]
3.75インチのフィギュアと比べると最大で13メートルまで成長する恐竜にしては小さいです。もう少し大きければ良いのになぁ〜と思います。
同じハドロサウルス科のパラサウロロフスのオモチャと比較。このオモチャは1997年のロストワールド ジュラシックパークが公開された年にケナーから発売されたものです。
マテルでもパラサウロロフスのオモチャは去年デュアル アタックで発売されましたが日本で正規販売はされていないので購入していません....本当はマテルのパラサウロロフスとも並べて比較したいのですが。
以上マテル ジュラシック・ワールド アクションフィギュア ほえる!エドモントサウルスの紹介でした。
エドモントサウルスは好きなカモノハシ竜ですし商品化されたことはとても嬉しいですし今までジュラシックシリーズのオモチャが発売されましたがハドロサウルス科の恐竜はパラサウロロフスだけだったのでそれもまた良かったと思います。話が少しズレますが同じカモノハシ竜だとジュラシックパークIIIに登場したコリトサウルスも商品化して欲しいです。
オモチャの造形はよくできていると思いますし色も好きです。しかし3点ほど不満と言うか残念なところがあります。まず足の指の数が4本で違和感があるところ。次に音が肉食恐竜の鳴き声ばかり、最後に大きさがエドモントサウルスにしては少し小さいところです。これらがなければ恐らく完璧だったと思います。
とはいえ商品になっただけでも有り難いので総合評価は8点にします。
それではまた!
総合評価
8/10
前回の記事で次はジュラシックワールドのオモチャを紹介しないと言ったな。
実は今回のオモチャは数日前に購入したので早速紹介したいと思い変更しました。
次はスターウォーズのアクションフィギュアについて記事を書くつもりです。
まずパッケージから見ていきます。
[パッケージ表]
2020年から始まったシリーズ(一部商品は2019年の冬に発売)のプライマル アタックが日本でも発売が開始されました。このオモチャはプライマル アタックのサウンド ストライクと呼ばれるクラスで尻尾をパッケージ右下のように動かすと同時に首が動き音が鳴ります。
エドモントサウルスを含むプライマル アタックのオモチャは去年のサンディエゴ コミコンで発表され今年のニューヨーク トイフェアでは実物が展示されました。
正直このシリーズが公式に発表された時は「どうせ日本では売られないだろうなぁ〜」と期待していなかったので売られて有難いです。ただ1店舗に置いてある在庫が相変わらず少ないですが...
[パッケージ後ろ]
プライマル アタックはダイノ ライバルズと違ってコレクターカードは付属していません。
後ろにも大きなイラストで尻尾を回したり上下に動かすと首も同じ方向に動き同時に音が出る仕組みの説明があります。少しの揺れで尻尾や首が動いて音が出るので購入した後持ち歩くと恐竜が鳴きますwあと遊んでいる時もよく音が出ます。
次にエドモントサウルスについて紹介します。
エドモントサウルスは白亜紀後期に北アメリカで生息していた草食恐竜でカナダ アルバータ州エドモントン層群から発掘されたことから「エドモントンのトカゲ」という名前を持ちます。全長は9メートルから大きいもので13メートルとティラノサウルスより大きい個体もいました。アヒルのようなクチバシを持っているためカモノハシ竜と呼ばれる恐竜、英語では"Duck-Billed Dinosaur"と呼ばれる種で正式にはハドロサウルス科と言います。有名なハドロサウルス科の恐竜として後ろ向きに生えたトサカが特徴的なパラサウロロフスが挙げられます。
エドモントサウルスや他のカモノハシ竜は植物をすりつぶして食事をしていた為平たい歯がずらりと生えており、抜けてもサメのように新しい歯が何度も生えたそうです。ミイラや皮膚の化石が発掘されており色まではわかりませんがどのような姿をしていたかはよく分かっています。
エドモントサウルスにはタイプが存在し、アンネクテンスとレガリスがいます。
今までエドモントサウルスはトサカが生えていないカモノハシ竜でしたが2013年にエドモントサウルス レガリスは化石では残らないトサカがあることが判明しました。トサカは骨でできておらず現代のニワトリのようなトサカを持っていて武器や身を守るためでなくディスプレイとして異性を引きつけたりするために使われいていたと考えられています。
エドモントサウルスはジュラシックシリーズの映画で生きている姿は登場していません。
詳しく説明すると1997年に公開されたジュラシックパークの続編「ロストワールド ジュラシックパーク」でローランドとアジェイがティラノサウルスの子供を捕獲する際にティラノサウルスの巣へ行くシーンで親が捕獲したパラサウロロフスを食べている子供のT-REXの後ろにエドモントサウルスの頭蓋骨がありました。
ちなみにセガのロストワールドのアーケードゲームにも登場していましたが色は薄い茶色ベースで体には濃い茶色のストライプがあるデザインで2足歩行でした。
そして2015年のジュラシックワールドが公開された年には現実にあるのかな?と思わせるほどクオリティが高いテーマーパークのウェブサイトが登場し、そこには映画に登場していない物も含むパークにいる生物の情報が掲載されていました。この時のエドモントサウルスは頭の上にあるトサカがありませんでしたが2018年に発売されたゲーム ジュラシックワールド エボリューションでは画像上のデザインにトサカが足されていました。
それではオモチャを詳しくみていきましょう!
顔の造形など全体的なデザインはとても良くできていると思いますしトサカの色や模様が気に入っています。しかし足の指の数が間違っていて違和感があるのです。本当は3本ですがこのオモチャは4本あって気になります。ただ公式の宣材画像は3本だったので何故このような変更が起きたのかはマテルのみぞ知る状況です。
次は可動箇所について説明します。まずサウンド ストライクのギミックにより首と尻尾を円を描くように動かすことができ、頭も上下に動かせ左右に回転もできます。両腕は360度回転と開くことができます。両脚は360度回転はできませんが前後の動きと開くことができます。ちなみにジュラシックシリーズのオモチャで脚が開く可動を導入したのはマテルが初めてだと思います。脚の開閉ができるおかげでオモチャを立たせやすくなります。
裏はこのようになっておりいつも通り足の裏にはDNAコードとジュラシックワールドのロゴがあります。
お腹にある蜂の巣のような穴から音が出て4種類の音がランダムで鳴ります。しかしこの音が肉食恐竜が鳴いているような音ばかりでハドロサウルス類または草食恐竜らしさが無いのです....
足音が2回鳴った後吠える音、足音が3回鳴った後吠える音、長い遠吠え、「グルルゥ」というような鳴き声の4つですが吠える時はもう完全に肉食恐竜なのですw
スピーカーの後ろに電池を入れる場所があり最初はテスト用の電池が入っています。使用する電池はLR44型ボタン電池(3個)です。ジュラシックシリーズの音が出るオモチャは昔からボタン電池を使う印象があります。全てではないですが殆どがボタン電池を使用します。
[サイズ比較]
3.75インチのフィギュアと比べると最大で13メートルまで成長する恐竜にしては小さいです。もう少し大きければ良いのになぁ〜と思います。
同じハドロサウルス科のパラサウロロフスのオモチャと比較。このオモチャは1997年のロストワールド ジュラシックパークが公開された年にケナーから発売されたものです。
マテルでもパラサウロロフスのオモチャは去年デュアル アタックで発売されましたが日本で正規販売はされていないので購入していません....本当はマテルのパラサウロロフスとも並べて比較したいのですが。
以上マテル ジュラシック・ワールド アクションフィギュア ほえる!エドモントサウルスの紹介でした。
エドモントサウルスは好きなカモノハシ竜ですし商品化されたことはとても嬉しいですし今までジュラシックシリーズのオモチャが発売されましたがハドロサウルス科の恐竜はパラサウロロフスだけだったのでそれもまた良かったと思います。話が少しズレますが同じカモノハシ竜だとジュラシックパークIIIに登場したコリトサウルスも商品化して欲しいです。
オモチャの造形はよくできていると思いますし色も好きです。しかし3点ほど不満と言うか残念なところがあります。まず足の指の数が4本で違和感があるところ。次に音が肉食恐竜の鳴き声ばかり、最後に大きさがエドモントサウルスにしては少し小さいところです。これらがなければ恐らく完璧だったと思います。
とはいえ商品になっただけでも有り難いので総合評価は8点にします。
それではまた!
総合評価
8/10
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