マテル ジュラシック・ワールド アクションフィギュア ほえる!パラサウロロフス
今回はマテル ジュラシック・ワールド アクションフィギュア ほえる!パラサウロロフスを紹介します。
実はこのオモチャはいつも紹介しているオモチャとは違い日本でも発売されると予想していました。その理由は今年の春からマテル・インターナショナルがプライマル アタックシリーズのオモチャを販売し始めたから、そしてもう1つの理由がこのオモチャは今年の9月にNetflixで配信される予定のCGアニメ「ジュラシック・ワールド サバイバル キャンプ」の商品だから日本でも販売される可能性が高いと思いました。
[パッケージ表]
いつも紹介しているプライマル アタックのオモチャとはパッケージデザインが異なります。商品名の右側には顔に傷があるカルノタウルスと子供が3人写っています。
現時点で分かっていることがカルノタウルスの名前は「トロ」(日本では「ブル」)で恐らく悪役?で主人公たちを襲う立場にあると思われます。
今回は特別なパッケージなので側面の写真も載せます。ジュラシックワールド キャンプ クレテイシャスのロゴと3人の子供、バンピーというアンキロサウルスの赤ちゃんが写っています。
背景もいつものプライマル アタックと違います。背景に描かれている建物が"Camp Cretaceous"だと思います。
[パッケージ後ろ]
サバイバル キャンプというタイトルは日本だけで海外では"Camp Cretaceous"という名前で日本語に訳すと「白亜紀キャンプ」になります。カタカナにするとキャンプ クレテイシャスですが日本だと馴染みがない単語なのでサバイバル キャンプに変更したと思います。
サバイバル キャンプのオモチャには迷路と恐竜のステッカーが入っています。
箱からカードとステッカーを取り出しました。カードにはパッケージの表と同じ人間が3人とカルノタウルスのトロが描かれていて二つ折りになっています。
ステッカーはティラノサウルス、ヴェロキラプトル ブルー、ステゴサウルス、カルノタウルス トロとバンピーというアンキロサウルスの赤ちゃんの5種類があります。
ブルーとバンピーはアニメっぽい描かれ方ですが他の恐竜は実車と同じですね。
カードを開くと中には迷路があり恐竜のシルエットが描かれています。それぞれのシルエットに合うステッカーを貼ります。そして迷路は主人公たちのイラストからスタートしてジュラシックワールドのゲートまで恐竜に出会わずゴールすると成功です。
カードの後ろにはステッカーと迷路の答えがあります。後ろは真っ赤でシンプルですがマテルやユニバーサル、アンブリンのロゴが入っていてカッコイイです。右上にはNetflixオリジナル シリーズと書かれています。
サバイバル キャンプは2015年のジュラシックワールドがインドミナスレックスがパドックを脱走した時と同じ時期の物語ですが登場人物の名前などあまり情報が出ていないのでどのようなストーリー展開なのかとても気になりますし楽しみです!
パラサウロロフスのオモチャがマテルから出たのは今回で2回目で初めて登場したのが2019年のデュアル アタックです。しかし日本ではマテル・インターナショナルから正規販売がなかったので入手困難でした。デュアルアタックのパラサウロロフスは基本的な造形は同じですが色がロストワールドやジュラシックワールドに出て来たパラサウロロフスに近い色です。
パラサウロロフスについて解説します。
「サウロロフスに近いもの」という名前の意味を持つハドロサウルス科の草食恐竜は白亜紀後期のアメリカやカナダに生息していました。特徴は頭の後ろに伸びたトサカでこれは鼻腔と繋がっておりトロンボーンのような音を出して仲間とコミュニケーションを取ったりディスプレイとして使われたそうです。しかし以前パラサウロロフスのトサカはシュノーケルや水中にいる際に酸素ボンベとして使われていた説がありましたがトサカの後ろには穴がなく酸素ボンベとして使うには面積が小さいので難しいという結果が出ました。
名前の由来になったサウロロフスですが頭の後ろに短いトサカがあり名前の意味は「隆起のあるトカゲ」で白亜紀後期のモンゴルやカナダに生息していました。
パラサウロロフスとサウロロフスは同じカモノハシ竜ですがあまり近い種では無いそうです。
(写真は2017年に大阪の南港ATCホールで行われた恐竜展で撮影しました。)
それではオモチャを見ていきます。
全体的な色は黄色でお腹がクリーム色になっており首や背中などの模様は赤茶色です。
トサカや背中、太もも部分に塗装されている光沢のあるピンク色が鮮やかです。
今回もコストカットの影響か足の爪は塗装されていません。
個人的にこのオモチャの凄いと思ったことが下顎だけですがよく見ると歯があります。
このオモチャに光沢のあるピンクを使っている理由ですがアニメでパラサウロロフスが暗くなると光るからだと思います。なぜ光るのか詳しいことは分かりませんが恐らくクラゲなど自らを発光する生き物の遺伝子を使っているのでしょう。アニメでなぜ光るパラサウロロフスがいるのか解説するシーンなどがあれば良いですね。
画像はJurassic Outpostから引用
https://www.jurassicoutpost.com/jurassic-world-camp-cretaceous-to-debut-on-netflix-september-18-watch-the-trailer
両脚を上に動かすと写真のように4足歩行から2足歩行にすることができます。それに足が大きいので倒れにくいです。
ロストワールドやジュラシックパークIII、ジュラシックワールドでも二足歩行で走るシーンがあったのでこれは嬉しいです!
この立ち姿を見ると ジュラシックパークのコンセプトアートを思い出します。
コンセプトアートだと片手を石の上に置いています。マテルはジュラシックシリーズのコンセプトアートなどを参考にしてオモチャを作っているのでこの絵を使ったのは間違い無いでしょう。
2本足で立って仲間を呼んでいるようなポーズ。
[可動箇所]
頭:上下と360度回転
腕:360度回転と開く
脚:360度回転と開く
サウンドストライクの仕組みで尻尾を上下に動かすと首も上下に動き、左右に回すと首も同時に回ります。
音は4種類あり1つだけ少し肉食恐竜のような うなり声がありますがそれ以外は草食恐竜の鳴き声です。そのうちの1つはよく聞くとロストワールドのステゴサウルスの鳴き声と同じなのです。
そのステゴサウルスの鳴き声ですが動画で1:08の時に流れる声で吠えている感じがします。
あと前回紹介したイリテーターやマジュンガサウルスと比べると首がしっかりと固定されているので少しの揺れで音が出ないので遊んでいて気にならないと思います。
お腹には音が出るスピーカーがあり足の裏にはDNAコードとジュラシックワールドのロゴがあります。
[大きさ比較]
コブラトルーパーと大きさ比較。映画に登場したパラサウロロフスより少し小さいと思います。
ロストワールド ジュラシックパークが公開された時にケナーから発売されたパラサウロロフスと並べて撮影。2足歩行と4足歩行という差というのもありますがケナーの方が大きいです。造形と色に関してはケナーのパラサウロロフスの方が映画に近いのでこれはマスターピースだと思います。近いうちにケナーのパラサウロロフスについて記事を書こうと考えています。
同じハドロサウルス科で今年発売されたエドモントサウルスと一緒に撮影。
エドモントサウルスは巨大なカモノハシ竜ですがオモチャだとパラサウロロフスとあまり変わりません。
どうでもいい事ですがエドモントサウルスを紹介した記事で総合評価を前回7.5にしていましたがやはりオモチャになったこと自体ありがたいですし手に入れた時は嬉しかったので8点に上げました。
以上マテル ジュラシック・ワールド アクションフィギュア ほえる!パラサウロロフスでした!色は少し変わっていますが悪く無いですし造形も宣材写真より良くできていると思いました。音も一部はステゴサウルスと同じですが基本的に草食恐竜の鳴き声が使われているので不満はありません。
しかし97年に発売されたケナーのパラサウロロフスと比較するともう少し映画に近いデザインと配色にして欲しいと思いました。映画に登場している恐竜の評価は少し厳しくなってしまいますが総合評価は8点にします。
このオモチャはまた9月26日に再販される予定なので7月に発売されたのを買い逃した方は購入してみてはいかがでしょう。
総合評価
8/10
それでは次の記事でお会いしましょう!
実はこのオモチャはいつも紹介しているオモチャとは違い日本でも発売されると予想していました。その理由は今年の春からマテル・インターナショナルがプライマル アタックシリーズのオモチャを販売し始めたから、そしてもう1つの理由がこのオモチャは今年の9月にNetflixで配信される予定のCGアニメ「ジュラシック・ワールド サバイバル キャンプ」の商品だから日本でも販売される可能性が高いと思いました。
[パッケージ表]
いつも紹介しているプライマル アタックのオモチャとはパッケージデザインが異なります。商品名の右側には顔に傷があるカルノタウルスと子供が3人写っています。
現時点で分かっていることがカルノタウルスの名前は「トロ」(日本では「ブル」)で恐らく悪役?で主人公たちを襲う立場にあると思われます。
今回は特別なパッケージなので側面の写真も載せます。ジュラシックワールド キャンプ クレテイシャスのロゴと3人の子供、バンピーというアンキロサウルスの赤ちゃんが写っています。
背景もいつものプライマル アタックと違います。背景に描かれている建物が"Camp Cretaceous"だと思います。
[パッケージ後ろ]
サバイバル キャンプというタイトルは日本だけで海外では"Camp Cretaceous"という名前で日本語に訳すと「白亜紀キャンプ」になります。カタカナにするとキャンプ クレテイシャスですが日本だと馴染みがない単語なのでサバイバル キャンプに変更したと思います。
サバイバル キャンプのオモチャには迷路と恐竜のステッカーが入っています。
箱からカードとステッカーを取り出しました。カードにはパッケージの表と同じ人間が3人とカルノタウルスのトロが描かれていて二つ折りになっています。
ステッカーはティラノサウルス、ヴェロキラプトル ブルー、ステゴサウルス、カルノタウルス トロとバンピーというアンキロサウルスの赤ちゃんの5種類があります。
ブルーとバンピーはアニメっぽい描かれ方ですが他の恐竜は実車と同じですね。
カードを開くと中には迷路があり恐竜のシルエットが描かれています。それぞれのシルエットに合うステッカーを貼ります。そして迷路は主人公たちのイラストからスタートしてジュラシックワールドのゲートまで恐竜に出会わずゴールすると成功です。
カードの後ろにはステッカーと迷路の答えがあります。後ろは真っ赤でシンプルですがマテルやユニバーサル、アンブリンのロゴが入っていてカッコイイです。右上にはNetflixオリジナル シリーズと書かれています。
サバイバル キャンプは2015年のジュラシックワールドがインドミナスレックスがパドックを脱走した時と同じ時期の物語ですが登場人物の名前などあまり情報が出ていないのでどのようなストーリー展開なのかとても気になりますし楽しみです!
パラサウロロフスのオモチャがマテルから出たのは今回で2回目で初めて登場したのが2019年のデュアル アタックです。しかし日本ではマテル・インターナショナルから正規販売がなかったので入手困難でした。デュアルアタックのパラサウロロフスは基本的な造形は同じですが色がロストワールドやジュラシックワールドに出て来たパラサウロロフスに近い色です。
パラサウロロフスについて解説します。
「サウロロフスに近いもの」という名前の意味を持つハドロサウルス科の草食恐竜は白亜紀後期のアメリカやカナダに生息していました。特徴は頭の後ろに伸びたトサカでこれは鼻腔と繋がっておりトロンボーンのような音を出して仲間とコミュニケーションを取ったりディスプレイとして使われたそうです。しかし以前パラサウロロフスのトサカはシュノーケルや水中にいる際に酸素ボンベとして使われていた説がありましたがトサカの後ろには穴がなく酸素ボンベとして使うには面積が小さいので難しいという結果が出ました。
名前の由来になったサウロロフスですが頭の後ろに短いトサカがあり名前の意味は「隆起のあるトカゲ」で白亜紀後期のモンゴルやカナダに生息していました。
パラサウロロフスとサウロロフスは同じカモノハシ竜ですがあまり近い種では無いそうです。
(写真は2017年に大阪の南港ATCホールで行われた恐竜展で撮影しました。)
それではオモチャを見ていきます。
全体的な色は黄色でお腹がクリーム色になっており首や背中などの模様は赤茶色です。
トサカや背中、太もも部分に塗装されている光沢のあるピンク色が鮮やかです。
今回もコストカットの影響か足の爪は塗装されていません。
個人的にこのオモチャの凄いと思ったことが下顎だけですがよく見ると歯があります。
このオモチャに光沢のあるピンクを使っている理由ですがアニメでパラサウロロフスが暗くなると光るからだと思います。なぜ光るのか詳しいことは分かりませんが恐らくクラゲなど自らを発光する生き物の遺伝子を使っているのでしょう。アニメでなぜ光るパラサウロロフスがいるのか解説するシーンなどがあれば良いですね。
画像はJurassic Outpostから引用
https://www.jurassicoutpost.com/jurassic-world-camp-cretaceous-to-debut-on-netflix-september-18-watch-the-trailer
両脚を上に動かすと写真のように4足歩行から2足歩行にすることができます。それに足が大きいので倒れにくいです。
ロストワールドやジュラシックパークIII、ジュラシックワールドでも二足歩行で走るシーンがあったのでこれは嬉しいです!
この立ち姿を見ると ジュラシックパークのコンセプトアートを思い出します。
コンセプトアートだと片手を石の上に置いています。マテルはジュラシックシリーズのコンセプトアートなどを参考にしてオモチャを作っているのでこの絵を使ったのは間違い無いでしょう。
2本足で立って仲間を呼んでいるようなポーズ。
[可動箇所]
頭:上下と360度回転
腕:360度回転と開く
脚:360度回転と開く
サウンドストライクの仕組みで尻尾を上下に動かすと首も上下に動き、左右に回すと首も同時に回ります。
音は4種類あり1つだけ少し肉食恐竜のような うなり声がありますがそれ以外は草食恐竜の鳴き声です。そのうちの1つはよく聞くとロストワールドのステゴサウルスの鳴き声と同じなのです。
あと前回紹介したイリテーターやマジュンガサウルスと比べると首がしっかりと固定されているので少しの揺れで音が出ないので遊んでいて気にならないと思います。
お腹には音が出るスピーカーがあり足の裏にはDNAコードとジュラシックワールドのロゴがあります。
[大きさ比較]
コブラトルーパーと大きさ比較。映画に登場したパラサウロロフスより少し小さいと思います。
ロストワールド ジュラシックパークが公開された時にケナーから発売されたパラサウロロフスと並べて撮影。2足歩行と4足歩行という差というのもありますがケナーの方が大きいです。造形と色に関してはケナーのパラサウロロフスの方が映画に近いのでこれはマスターピースだと思います。近いうちにケナーのパラサウロロフスについて記事を書こうと考えています。
同じハドロサウルス科で今年発売されたエドモントサウルスと一緒に撮影。
エドモントサウルスは巨大なカモノハシ竜ですがオモチャだとパラサウロロフスとあまり変わりません。
どうでもいい事ですがエドモントサウルスを紹介した記事で総合評価を前回7.5にしていましたがやはりオモチャになったこと自体ありがたいですし手に入れた時は嬉しかったので8点に上げました。
以上マテル ジュラシック・ワールド アクションフィギュア ほえる!パラサウロロフスでした!色は少し変わっていますが悪く無いですし造形も宣材写真より良くできていると思いました。音も一部はステゴサウルスと同じですが基本的に草食恐竜の鳴き声が使われているので不満はありません。
しかし97年に発売されたケナーのパラサウロロフスと比較するともう少し映画に近いデザインと配色にして欲しいと思いました。映画に登場している恐竜の評価は少し厳しくなってしまいますが総合評価は8点にします。
このオモチャはまた9月26日に再販される予定なので7月に発売されたのを買い逃した方は購入してみてはいかがでしょう。
総合評価
8/10
それでは次の記事でお会いしましょう!
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