トランスフォーマー ジェネレーションズ アースライズ ラナマック

 今回はトランスフォーマー ジェネレーションズ アースライズのラナマックを紹介します。

普段私は日本国内で発売される物を購入するのですがラナマックは日本だとタカラトミーモール限定で予約購入をし忘れたので海外のオモチャを販売しているお店から買いました。値段は少し高かったですがビッグバッドトイストアや海外のサイトで買うよりはお手頃でしたし購入してすぐに届いたので良かったです。それでは早速オモチャの箱から見ていきましょう。

(パッケージ表)

海外版のため日本語の表記はありません。対象年齢は8歳以上ですが日本版は国内の安全テストを行なっていないので15歳以上でしたね。

(パッケージ後ろ)


16ステップでラナマックはエスプリのようなスポーツカーから変形します。様々な言語で注意書きがされていますがタカラトミーのロゴがあるのに日本語はありませんでした...


箱の横にはラナマックの絵が描かれています。オモチャより怖い表情で80年代のマーベルコミックを思い出します。



箱からオモチャを取り出すと後ろには宇宙が描かれた台紙があり赤色のシートが同封されています。このシートを通して台紙を見ると赤い文字で惑星の名前が出てきます。日本国内版はこのシートが付いておらず惑星を見ることができません。そのため海外版を買った特典と言っても良いですね。
トランスフォーマーによって台紙に書かれている惑星が異なります。


赤いシートを台紙を通して見ると"EARTH"という文字が出てきます。



オモチャ本体の紹介前にアースライズ版のラナマックが商品化された経緯を説明します。


2019年の夏にハズブロがFacebookで来年に商品化して欲しいトランスフォーマーを選ぶ投票が行われました。候補者は4体のディセプティコンでシャープネル、ニードルノーズ、グナウ(シャークトロン)とラナマックでした。
投票方法はコメント欄にハッシュタグの後に4体のうちいずれかの名前を書いて投稿するだけ。私も当時#RUNAMUCKと書いて投稿しました。しかし上の画像をみていただければ分かりますが公式は#RUNAMOK  "ラナモック"になっていたのでスペルミスが正しくて正しいスペルが間違いという「あぁ〜もうめちゃくちゃだよw」と思いました。
私は気付かずコメントをして投票結果が出てから知ったのですが自分のコメントに「君!ラナマックだと投票にカウントされないよ〜」と返信がありました....あまりFacebookをログインしていなかったのでそれに対する返信をし忘れていましたが結局ラナマックが選ばれて良かったですw


とはいえ結果ラナマックが勝利してアースライズのラインナップに加わったのです。投票の時はニードルノーズもかなり人気があったので勝つか不安でした。そういえば画像を見ると#RUNAMOKではなく#RUNAMUCKと訂正されています。恐らくMOKとMUCKの両方とも票に入っていたと思います。




(画像元)

ラナマックについて少し解説。
ラナマックはディセプティコンでは珍しくビークルモードが自動車の兵士でポンティアック ファイヤーバード トランザムにトランスフォームします。ビークルモードでの速度は時速およそ290キロとかなり速く高速道路では他の車を壊していきます。そんな野蛮な性格の彼はスクラップ置き場が好きで落ち着くそうです。
ラナマックにはラナバウトという相棒がいて彼は黒のロータス エスプリに変形します。彼は爆発が大好きでラナマックと共に他の車を破壊します。
アニメ トランスフォーマー2010に少しだけ登場しますが変形シーンはなかったと思います。マーベルコミックにも初登場の回ではニューヨークで暴れましたがそれ以降はあまり登場していません。



トランスフォーマー2010での登場シーン。ラナバウトがスタースクリームの幽霊に取り憑かれます。




彼らのオモチャはプルバックカーを走らせると自動変形するもので1986年に発売されました。変形が早いことが強みなのにアニメでは変形シーンがなかったのはとても残念です。ちなみに彼らはバトルチャージャーと呼ばれています。






(コミックはIDWの Transformers:Infiltration より)
2000年代にはIDWコミックに登場しますがその時は二人ともシボレー カマロに変形します。今カマロに変形するトランスフォーマーといえばバンブルビーですが年式は違うとはいえカマロに変形するトランスフォーマーは彼らの方が早かったのです。


余談が長くなりましたが まずはロボットモードから見てきます。








ロボットモードはアニメやコミックに近いデザインでよく再現されていると思います。付属の武器もアニメで使っていたものと同じで嬉しいです。
可動箇所は多く色々なポーズが取れますが手首が回転できないところや腕を180度に伸ばすことができないのが残念です。
これは私だけかもしれませんが股間の部分が顔に見えますwwアニメやコミックだとこんなデザインじゃなかったのに何故?



足にフェイクのタイヤが付いているのですがこれはアニメや86年のオモチャのオマージュです。こういうオマージュは大好きなのですがホイールも白に塗って欲しかったです。ただこれくらいなら自分で塗れるので大した問題ではないと思います。




初代のプルバックカーから変形するオモチャの立ち姿を再現。上の画像を見ていただければ分かりますが初代の玩具は肩に武器を取り付けています。



それではラナマックのビークルモードを見ていきます。



ラナマック、トランスフォーム!!!









金色の線が両サイドとフロント部分に入った80年代風の白いスポーツカーに変形します。
ビークルモードの屋根部分はロボットモードの時の胸部分とは別でロボット時の車の屋根部分はダミーパーツです。
全体のデザインはロータス エスプリに似ている気がしますがヘッドライトの部分やホイールのデザインはファイヤーバード トランザムに似ていると思います。80年代っぽい車ですがかなり大きいオーバーフェンダーが最近の車のようです。テールライトやホイールは塗装されていますがフロント部分は塗装が少ないです。
転がし走行はあまり滑らかではありません。後輪は動きますが前輪はフェイク タイヤの部分が邪魔をして動きにくいです。
白のエスプリといえば「007私を愛したスパイ」に登場する水陸両用のボンドカーを思い出します。
相棒のラナバウト(アースライズでは兄弟の設定)がこれのリデコで登場するのでラナマックを商品化する際、彼に寄せたエスプリ風のビークルにしたのかもしれません。販売方法はターゲット限定と10/17のファンファーストフライデーで発表されたばかりです。


車の屋根に穴があるのでそこに武器を取り付けることが可能です。




ラナマックはマスクにバイザーが付いたバージョンも存在します。そして上の画像はモバイルゲームのアースウォーズに出てくるラナマックです。
個人的にこっちの方が好きなので顔を複製してバイザー付きを作ろうとしたのですが簡単に外せないですし失敗して壊しても嫌なのでバイザーが付いているバージョンをgimpで作りました。


雑ですがバイザーが付くとこのようになります。やはりかっこいいですね!





他のトランスフォーマーと一緒に撮影。



以上トランスフォーマー ジェネレーションズ アースライズのラナマックでした。
ラナマックは私の大好きなトランスフォーマーの1体でずっとデラックスクラスのラナマックが欲しいと思っていたので投票し商品化されたのは心の底から嬉しいです。あまり商品化される機会が少なくあっても限定品ばかりで手軽に買えないと思うので気になった方はぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
ただ日本だと何故かタカラトミーモール限定で予約が終了したので輸入玩具を取り扱っているお店や海外から直接購入するしかないです。
とても素晴らしいオモチャですが肩の可動や一部ですが塗装されていないのが少し残念に思ったので評価は10点中 9.5点にしました。
今年の12月にアメリカのターゲット限定ですがラナバウトが販売されるのでとても期待しています。早く二人を並べて撮影したり遊びたいですね。
ラナマックはタカラトミーモール限定として発売されるのでリデコのラナバウトは一般販売して欲しいですね。でもターゲット限定だしバトルチャージャーの2人はタカラトミーモール限定かな?

総合評価
9.5/10

それではまた!

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